大まかなストーリーを思い付いたので、「いよいよプロットに取りかかろう!」と思ったんだけど、その前にキャラクターの名前を決めないといけなかった。
ノートには女とか男とか書いていたんだけど、やっぱりきちんとした名前を付けてあげないと、キャラクターの性質が定まらないよね💦
先につけときゃよかった…。
でも構成を考えている間にキャラクターたちに名前を与えてあげていないということは、「キャラクターをちゃんと作り込んでいない」ということになるのかなー?💦
でも名前を決めるのって、タイトル決めるのと同じくらい結構悩みますよね。
ファンタジーやSFではないので、「名前の由来があるという設定」「とっても変わった名前という設定」がないかぎり、あんまり変わった名前はつけられないですよね。
でもありきたり過ぎるのもどうなんだろう…、という感じ。
名前って大事!だから悩ましいー!!
そこで、キャラクターの名前を作るときのコツをまとめてみました!
この記事の目次
キャラクターの名前をつくるときのコツ【6選】
⓵キャラクターのイメージに合う名前が一番覚えてもらいやすい
読者が読み始めたときに覚えやすい名前というのは、やっぱりキャラクターのイメージとぴったり合っていること。
たとえば、
春の桜が満開の時期に生まれたから「桜」ちゃん
兄弟の中で一番先に生まれたから「一郎」くん
とかですね。
キャラクターのバックグラウンドや物語の役割などの裏設定を反映させると、名前の奥行きがより出ると思います。
物語を進めるうちに、この裏設定を明かすことで、読者の「あっ、そういうことだったのか!」という驚きにも繋がります。
コツとしては、キャラクターごとに「モチーフ」を設定し、それにちなんだ名前をつけるというのが簡単です。
②キャラクターのイメージとあえて真逆の名前にしてみる
「キャラクターのイメージに合う名前」と、逆のことをしてみるのもいいですよね。
たとえば、
性格がキツい・気性が激しいのに「優」のつく名前
顔の輪郭が四角いのに「丸子」
とか(笑)。
登場シーンからキャラクターのギャップを見せることによって、かなりのインパクトを与えられるのではないでしょうか★
個性的なキャラクターを作りたい人には、キャラクターのイメージと真逆の名前がおすすめ!
③読者のターゲット層に合わせた名前にする
ライトノベルなら中高生がメインだと思うけれど、最近は20代~40代の大人女性も愛読しているそうですね。大人なライトノベルも流行っているしね。
やっぱりターゲットとなる読者層や、その小説の時代設定に合った名前を付けるのが、一番効果的。
40代女性が読む時に、主人公は同年代なのに「はあと」ちゃんや「めいぷる」ちゃんといったキラキラネームだったりしたら、まったく感情移入できません。(それを逆手にとる、というストーリーもアリですが)
1人でも多くの人に興味を持って読んでもらうためには、自分になじみのある名前、または自分と同じ名前だったりしたら、俄然気になるし、感情移入もしやすいのではないでしょうか?
明治安田生命のサイトでは、各年の名前ランキングが載っていますよ♪
気になる年の人気名を検索してみは? ↓
④そのストーリーのモチーフをキャラクターに反映させる
たとえば、「自然」をモチーフにしたストーリーの場合、「空太」や「河次郎」、「緑」、「海音」など、キャラクターのイメージなどと合わせて、自然にゆかりのある名前をつくるのもステキですね。
特に登場人物が多い場合、こういったモチーフでキャラクター分けすると、それぞれの立ち位置をはっきりさせることができて、読んでいる人も覚えやすいのではないでしょうか。
⑤変わった漢字をキャラクターの名前に当てる
キャラクターの特徴や象徴などを名前の漢字に当てはめるというのも、個性が出ていいと思いませんか?
よくある名前でも、あまり使われていない漢字を使うと、なかなか新鮮な感じがします。
例えば、
鈴木 → 寿々樹(めでたい感じ?)
山田 → 埜魔陀(おどろおどろしい感じ?)
花子 → 杷南湖(自然な感じ?)
一郎 → 伊千楼(華やかな感じ?)
とか? すっごい雰囲気出ましたね!
考えると楽しくなってくる(笑)。よくある名前だからどんどん出てくる!
⑥深く考えないで、パッと浮かんだ名前で決めちゃうのもアリ
いろいろいろいろ考えたものの、一周回って最初のインスピレーションで思い付いた名前が一番しっくりくることって、結構あります。
結局は、「しっくりくるかこないか」という感覚が大切なんじゃないか、とも思います。
キャラクターの名前を考えるのに便利な名前メーカー「すごい名前生成器」
とはいえ、なかなか名前は個性が出る大事な要素なので、パッと思いつくことって少ないもの。私もまだ悩んでいます💦
で、ちょっと検索してみて、こういうものを見つけてしまいました(´∀`*)ウフフ
「すごい名前生成器」!Σ(゚Д゚)
「どれだけすごいんだろ?」と疑いつつ、ちょっと試してみました。
性別を選択 → 国を選択 → 例えば名前の頭文字を選択してみます。
すると! ↓
こんなに候補が出てくるなんて、驚き( ゚Д゚)!
この下にまだまだ続いているよ。
国籍は日本・中国・韓国・台湾・ベトナム・アメリカ・カナダ・イギリス・ドイツ・フランスから選べる!
盛りだくさん★
そしてこれ!「珍しさ」の指定ができるのは絶対便利な機能だと思う!
段階がこんなにある。楽しすぎる(笑)。
でも私は日本を舞台にしているので、 ↓
ほどほどに珍しく、どれも使えそうな品のある名前でステキ。
日本人女性で姓は「あ」、名も「あ」から始まって、珍しさマックスで検索してみました。 ↓
いい感じー♪
というわけで、「すごい名前生成器」は、ほんとにすごい生成器でした。
でもこれって何のために誰が作った物なんでしょう…?
とっても面白いんだけど、作成した方の意図が知りたい。
↓ これも主人公以外とっても苦労しました💦読んでみてー!
透明の匣(雨降子) - カクヨム (kakuyomu.jp)
まとめ・キャラクターの名前は読者が覚えやすいものを選ぼう
いくらステキな名前を付けてキャラクターを精一杯活躍させたとしても、読む人が「なんか読みにくい名前だな…」と読むことを引いてしまったら、とてももったいないですよね。
難しい名前ばかり羅列してしまったために読み進めてもらえないなんて、悲しい…。
やっぱりキャラクターの名前は、読者が覚えやすく、魅力を感じるものが理想。
頑張って、読み進めてもらえるような名前を付けましょう!(私もね💦)