「宮っ子」なら誰もが馴染みのある「甲山森林公園」。
子どもは遠足などで行ったことがあるようですが、私は行ったことがなくて。
というわけで、ソロ活をきっかけに、初めて行ってみようと思い立ちました!
「甲山森林公園」→「甲山山頂」というルートで行ってみよう!
と、勢いこんで挑戦したものの、
森林公園をぶらついただけで、断念してしまいました(涙)。
今回は、
- 甲山森林公園の魅力ポイント
- 「甲山森林公園」→「甲山山頂」を断念した理由
に、ついて、体験談をご紹介していこうと思います。
・甲山森林公園にどういったスポットがあるか知りたい人
・雨ふり子が森林公園から甲山山頂まで断念したのはどうしてか知りたい人(笑)
この記事の目次
兵庫県立甲山森林公園の基本情報
住所 | 兵庫県西宮市甲山町43 |
電話番号 | 0798-73-4600 |
兵庫県立甲山森林公園は、
「六甲山の東にある甲山の大部分」+「その山麓に広がる敷地(83ヘクタール)」を有する森林公園のこと。
甲山の登山に行くのに起点となる、そして自然に囲まれて散歩やウォーキング・ジョギングするのもよし。
野鳥の生息地にもなっているので、バードウォッチングといった、ステキな活動もできます。
「森林公園公園」からの「甲山山頂」!
もともとは「山登りに挑戦しよう!」と思って来たんだけど、この周辺案内図を見て、先にすぐ近くにある「県立甲山森林公園」に行ってみたくなって。
そんなわけで、「森林公園→甲山山頂」を目指すことになったのです。
マップを見ると広いですねー!ちょっとビビる(笑)。
でも天気はいいし、これだけ歩いたら、一体どれくらいの歩数になるんだろう?
と、楽しみながら散策することを決め、進んでいくことにしました(笑)。
兵庫県立甲山森林公園のそれぞれの魅力ポイント
みくるま池
入口を通って50メートルくらい歩くと、「みくるま池」に到着。
紅葉の季節だけに甲山も色づいています★
キレイな景色に思わず見とれてしまった。
西宮の街の中に、こんな雄大な自然があったとは…早くもカルチャーショックに💦
みくるま池を通過する際には、トイレと休憩スペースもあるので、早くも入り口付近でゆっくりできそうです。
大師本堂へ七丁の町石
みくるま池から進んでいくと、左手に何か道しるべ?のような石を発見。
この道、甲山大師本堂への旧道だったとか。
町石には、梵字の「ウーン」が彫られています。
ちなみに梵字とは、サンスクリット語を示す梵語の文字のことで、仏教の伝来とともに、日本に伝わってきたものだそうですよ。
で、説明を読むと、梵字の「ウーン」とは愛染明王の通種子だとか。
展望台
展望台には、結構早く到着することができました!
展望台というからには、結構な距離を想定していたんだけど、日ごろ運動不足の雨ふり子でも、楽に行くことができて助かった(笑)。
大阪を一望している、って感じ♪視界がフワーッと開けて、爽やかな景色です。
背後には、説明書きが設置されていました。
説明書きいわく、
甲山を含む六甲山というのは、良質な花崗岩でできていて、いろいろな用途につかわれてきたんだそうです。
この展望台付近がちょうど採石場となっていて、「大坂の陣」後の大坂城再築にも使われたのだとか!
歴史を感じますね。ここから大阪まで運んだなんて、人間の力ってすごい…。
そういえば、ここに来る途中に、巨大な石があったことを思い出しました。
記念広場
次は、地図に噴水があると書いてあった「記念広場」に。
子どもが小さいころは「山に登る」という発想がなかったものだから。
そうだよね、こんなに簡単に来られるなら、全然連れてきてたよ…。
今さらそんなことに気づいて、もう中学生と小学生高学年の子どもを持つ私としては、激しく後悔するという場所でした(笑)。
愛の像
自分の過去の失敗に打ちのめされながら(?)振り向くと、またちょっとした噴水と、何やら像が見えたので、行ってみました。
甲山森林公園の記念モニュメントだそう。噴水が輝いていて、なんだか神々しい感じがしませんか?
ちなみに、噴水運転は4月~11月の土・日・祝日のみ。
行ったのは11月末だったので、ギリギリ間に合ったという感じ★ラッキーでした。
次の噴水は、4月を待つことになりますね。
梅林公園
記念公園を後にして、歩を進めると、左側に何やら像が見えてきました。
地図上では「梅林公園」の位置くらいかと思うんだけど。
少女と少年、そしてそれぞれに寄り添う犬の像が何かを見上げています。何見ているんでしょうね?
石碑には、「平成5年8月金井元彦顕彰会」とありました。
金井元彦氏は、38・39代兵庫県知事だそう。もしかして、この子ども達は神戸市の県庁を見ているのかな~?
自由広場
梅林公園(多分)から7というトイレを越えると、自由広場に到着します。
自由広場に続く階段の右側に、石で積まれた仏様が鎮座されていました。
なんだか可愛いので、思わずパシャリ。
仏様の左の可愛い花も、なんだかお似合いですね(名前わからない…)。
名前の通り、とにかく自由に遊べそうな公園です。
自由広場には、広場に沿うように「枝垂桜」の木が植えられています。
花が開く頃には、とてもきれいなんでしょうね♪
冑山歌碑
自由広場を抜けると、歌碑が見えてきました。
江戸時代の漢学者である頼山陽が、自らの心境を詠んだ漢詩なのだそう。
地図の「冑山歌碑」を見て、「胃」だと勘違いしながら来ただけど「冑」なんだね(笑)。
でもこんな失敗も、誰にも気づかれません。なにせ一人で来ているから。バカなことを思ったとしても伝える相手がいないので(笑)。
頼山陽が京から故郷である広島・竹原にいる親元へ向かう道中、甲山を見て感じたことを詠じた漢詩。
漢詩自体は読めないけれど、現代語訳された年老いた親を思う気持ちを読むと、切ないですね。
と勝手に共感しながら甲山を見ると、ちょっと景色が違って見えるから不思議。
ここで、雨ふり子の散策は終わりを告げました。
「甲山森林公園」→「甲山山頂」を断念した理由
体力的にキツかった
初めて行く場所って、身体の方も緊張していると思うんですよね。
何度も通っている道の場合はそう長く感じないのに、同じくらいの距離でも初めて通る道だと、「これ、いつまで走るんやろ…」と、ウンザリすること、ないですか?
先がイメージできないから、遠く感じるのだと思います。
私は森林公園が初体験だったので、結構早い段階から…実は展望台に着いたあたりから、ちょっと疲れていました(笑)。
というか、絶景を見たおかげで、満足してしまったというか。
ダメですね、根性がないんですね(;´Д`)
でも、「いやいや、ここまで来てそれはダメでしょ」と自分を戒め、展望台から先に進んだことは、すごいことなんです。私にとっては(笑)。
そんなわけで、日ごろ運動不足の方は、無理しないでおきましょう。
頑張ればきっと、山頂まで登ることはできますが、後で疲れるのは自分(;´・ω・)。
主婦は、帰宅してからもいろいろやることありますからね💦
近いはずなのに遠くに見えて心が折れた
一通り森林公園をめぐるつもりだったけど、まだ行けてないところがあるんです。
でも、そちらを優先させるべきか、当初の目標だった「山頂を目指す」を優先させるべきか悩んでしまったんだけど…。
いや、どっちにしろもう疲れてるし。今からあの山頂を目指すとかムリ💦
写真を撮るのを忘れていたんだけど、森林公園から見える山頂、結構高いですよ💦
とても行けると思えなかった。
急に天気が悪くなった
スタート時は晴れていたのに、急に曇り出したんですよね。
そして、冑山歌碑を出るころにはちょっとパラパラとした雨が!
この天候の変化が、私の「このまま山頂を頑張るか、もう帰るか」という迷いから、「これは帰った方がいいということだね!」といった結論への、後押しとなったのです(笑)
気温が低くなってきた
「山は寒い」というイメージがあったので(体感的にはふもとより、2℃ほど低いと勝手に思っていた)、午後を選んで出発しました。駐車場に到着したのは午後2時ころだったと思います。
想像していたより暖かかったので、安心してそこからのんびりと森林公園を探索。
冑山歌碑に着くころにはおそらく3時半くらいだったんだけど、
もう寒かった(゚Д゚;)
雨のせいかな?
急に体が冷えてきたので、潔く山頂は諦めることにしたというわけです。
まとめ・ソロ活は自分のペースを守れるのがメリット!登山は無理せずにね!
ソロ活のメリットとして、「自分の都合で動ける」ことが挙がられますよね。
今回のことでしみじみ思いましたが、こうして目標をあっさり(!)断念して帰っちゃったのも、ひとりだからできたことなんですよね。
これ、2人以上だと、
「どうする?雨降りそうだし、もうやめとく?」
「えー、すぐにやみそうだよー、せっかくだし山頂行こうよー」
などというやりとりがあるかもしれません。
「せっかくだから行く」という提案は、もちろんいいです。
頑張ったことで、ステキな景色も得られることでしょう。
でも、あくまで私たちはアラフォーの主婦!(しかも私は日常的な運動不足)
その日の疲れをその日のうちに解消できる人は、そう多くないはず!
疲れが翌日もとれなくて、日ごろの仕事や家事に影響が出るのは、できれば避けたい💦
だから「もうやめようかな」と思った気持ちを、否定することはありません。
甲山山頂へは、次回の楽しみにとっておきます★
次は山頂へ直行だ!