異世界・転生小説は何故人気があるのか?(あくまで個人の考察です)

地道にカクヨムで更新を続けています。「壁っている=壁にぶちあたっている」アラフォー女、雨ふり子です。

こういった投稿小説のサイトを見ていると、「異世界・転生小説がとっても多い!」ことに気づきます。(今さら(;゚Д゚))

BLとかTLとかと同じような感じで、もういわゆるひとつの文化ですよね。

「BLはファンタジーだ」と言った友人がいましたが、異世界・転生は正真正銘ファンタジー。

でも主人公は初めから物語の世界にいたわけではなく、今現代のリアルな少年・少女。または青年(親父もいたような…)。それも現実世界では、あまり目立たない系とかはみ出し系。

ここでは、「異世界・転生ストーリー」の大体の主なストーリーと(あくまで大体ですよ。ほかにもたくさんあるのわかってますよ!)、なぜこんなに人気があるのかを、雨ふり子が勝手に考えてみました。

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異世界・転生ストーリーのほんとにざっくり、大まかな流れ

  1. 事故や神様のミス、召喚などなど…とにかく何か不思議な力がはたらいて、気づけば「なぜか」異世界に飛ばされるという、とにかく現実には起こり得ない流れで始まる

2.なんだか知らないキャラクターが、有無を言わせず主人公を物語の主軸に関わらせていく。盛り立てたりせっついたり泣き落としをしたりして。とってもあり得ないほどの強引さで。

3.主人公はなんだか不思議な力を発揮し、「わースゴイ、俺・私ってこんな能力があったんだ!」と自覚するとかしないとか

4.すったもんだして、その世界に生じていたなんらかの問題を解決することでき、主人公はめでたく元の世界に帰るか、はたまたそのままその異世界に残るか…結末はそれぞれ。

ふり子
これ設定だけで面白いよね♪出だしからすごい躍動感、結末まですごい盛り上がり!

異世界・転生のジャンルが面白いのは主人公の成長が顕著にみられるから?

どうしてこれだけ「異世界・転生のジャンル」に人気が集中するのかを、ふり子なりに考えてみました。(あくまで私個人の考察です)

それは、主人公が「巻き込まれ系」だからではないかと。

このジャンルの主人公はたいがい、異世界に飛ばされる・転生する、などと、しょっぱなに巻き込まれていますよね。

なぜ巻き込まれなければ物語がはじまらないのかというと、主人公は、本来ならそもそも自力でストーリーを動かすことのできる人間ではないから。

普段から目立つような人間ではなく、世間から注目されるはずのない、ごくごく一般的な人間(またははみ出している)なのです。

そんな彼・彼女たちが、飛ばされた異世界ではあれよあれよという間に人々を助け、救い、勇者の位置まで上り詰めちゃった★

という、自分の意思ではなく、巻き込まれつついつの間にか、というストーリーの運びが、読んでいる人の共感を呼ぶのではないかと思いました。

当初はオロオロしていた・またはやる気のない主人公が、いろんな事件を解決したりその世界の生き物たちと関わったりしていく内、だんだんと自分の意思を芽生えさせ、目標を見つけ、大事にしたい人をつくったりなんかして、

「俺・私頑張ろう…頑張るぞ!」

というラストの展開は、非常に盛り上がること間違いなしですよね。

だってもともと人間的に素晴らしい人間が、人や世界を救ったところで、「そりゃそうだ」となるものね。

ふり子
言ってしまえば自分のような平凡な人間が成長していく話の方が、応援したくなる!

主人公に「自分」を投影しやすいので読みやすい。

異世界ではなく現実世界では活躍できないのか考えてみた

だけど、どうして異世界なのかなー?

別に何か不思議な力に巻き込まれて能力を発揮する、というだけなら現実世界でもできそうじゃない?実際そういうストーリーもありますよね。

でもこういった平凡な主人公は、やっぱり異世界の方が、派手に活躍させることができるんでしょうね。世界レベルで救うことができるわけだし…。

現実世界で主人公がなんらかの能力を手に入れて活躍できたとしても、その活躍は、周りの人々や世間一般には知られてはいけない、という展開になりがちですよね。

あくまで「秘密にしておかなければならない」わけです。

密かに暗躍する、というのが常なのですね。(それはそれで魅力のあるストーリーなので好きですが)

異世界だとそういった遠慮はまったく必要なく、主人公は「人の目を気にすることなく思い切り困難にぶつかれる」→「有名になれる」→「人々の称賛を全身で浴びることができる」

これって、自分が体験できるとしたら超気持ちいいよね!

楽しいよー!「生きてる」って実感することができるよー!

読む人はもちろん、書いている人もきっと楽しいんじゃないでしょうか。

ふり子
楽しんで書くことができるって幸せ♪

【まとめ】異世界・転生ストーリーは夢を叶えるジャンル

  • 別世界が堪能できて夢がある
  • 主人公の成長が目に見えてわかるのが楽しめる
  • 書く人も読む人もスッキリ楽しめる

というところが、大きな魅力である異世界・転生ストーリー。

もともとファンタジーのジャンルというのは、昔からとても人気のあるジャンルです。

でも、ファンタジーの世界はあくまでその世界の中のキャラクターが活動しています。

魅力満載のキャラクターばかりの世界、そのステキな世界観の中に、「自分も入ってみたい」と思うこと、ありますよね?

異世界・転生ストーリーは、そんな私たちがファンタジーワールドに足を踏み入れたいという私たちの夢を叶えてくれるジャンルなのではないでしょうか。

だから、こんなに人気があるんですね★

ではでは、雨ふり子の独断と偏見だらけの独りごとにおつきあいくださって、ありがとうございました★

余談

いろいろ結論付けて、よしじゃあ私も異世界・転生ストーリーを書いてみようと、構想を練ってみたのですが、無理でした。(早!)

思いきませんでした(´Д⊂ヽ

人には向き不向きのジャンルがある、ということでしょうか。それとも世間の俗にまみれたアラフォー女には、もはや一から異世界を頭の中で作り上げる脳内にはもうならないのでしょうか?いえ、アラフォー女性でも創作できる人たくさんいますよね。

ふり子
単に私の想像力が限界なだけか…

そんな言い訳してるけど、じゃあどんなジャンルが向いてるんだよと自問自答しても、まったく答えが出ない壁っている人間でした(涙)。

でも書いてみたい。

異世界・転生ものではないですが小説書いてます。読んでみてくださーい。

↓ こちら

透明の匣(雨降子) - カクヨム (kakuyomu.jp)

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