「コピペチェック」というワードをご存知でしょうか?
ライターの経験がある人や、記事のディレクション担当の人にはなじみの深いワードだと思いますが、これからwebライターを始めようとしている人や、初心者webライターは、「まだ知らない」ということもあるでしょう。
ここでは、コピペチェックのこと、またおすすめの無料でできるコピペチェックツールについて、お話していきます★
この記事の目次
コピペチェックは自分の信頼性を守るために必要なもの
Webサイトに記載される文章が、コピペ(コピー&ペースト)によって作られていないかをチェックすることです。
なぜ「コピペチェック」がとても重要かというと、記事をコピペすることは、著作権の侵害だから。それは違法行為だからです。
Webサイトの記事を公開するにあたり、「無断転載(盗用)」は厳禁です。
不正にコピペむやみに使ったWebサイトは、コピーコンテンツとみなされ、
でも、webライターがライティングした記事がコピペだったとしても、そのままサイトに掲載されることはまずありません。
なぜならクライアント、つまりメディアを運営している側が、ライターから納品された記事が「コピペでないか」を、チェックしてから公開しているからです。
クライアント側も、ひいては自社の信頼問題に関わってくるので、しっかり確認しているはずです。
とはいえコピペだらけの文章を納品したwebライターが、クライアント側に信用されるわけはないですよね。
こんな風に、コピペが見つかると、お互いに余計な手間が増えてしまいます。
それなら、webライターは自分で書いた記事を、クライアントに納品する前に自分でチェックした方が、絶対にいいですよね★
コピペチェックするにはツールを使うべし
自分の書いた文章がコピペしてしまっているのかを、目視でチェックしていくのはなかなか面倒ですし、そもそも難しいです。
ツールには無料と有料があります。有料ツールはお金を払うぶんだけ高い機能がついていますが、初心者ライターなら無料ツールで十分!だと思います。
無料で使えるコピペチェックツール 3選
CopyContentDetector
株式会社ウェブサークルが運用しているツールです。無料版は25文字から4,000文字までのコピペチェックに対応しています。
類似率や一致率に「良好」と出たらホッします。「要注意」と出たら冷や汗が出ます(笑)。
詳細表示ページに行くと、「類似度判定詳細」があります。対象のwebサイト情報や、調査対象文章が表示されており、コピペ文章は色付きで知らせてくれます。
csvやtxtファイルの取り込みも可能ですよ。
また、有料プランAPIも存在します。チェックできる文字数が8,000文字に増えるので、多数の文字数・ファイルを処理したいという人にはぴったりです。
【有料プラン料金】
ワードプレスチェックミニ | 1,070円/月(税込)c |
ワードプレスチェックライト | 1,610円/月(税込) |
ワードプレスチェックレギュラー | 3,219円/月(税込) |
ワードプレスチェックラージ | 6,459円/月(税込) |
こぴらん
簡易コピペチェッカーです。チェックフォームにチェックしたい文章を貼り付けて、チェックボタンを押すと、「同一文を含んだ類似ページ状況一覧」のチェック結果が出ます。
入力した文章は、25文字以上80文字未満の文に自動で分解され、それぞれの文に対して「類似数」が検出されます。
類似数が多いとコピペの可能性が高いということなので、表示されたリンクをクリックして、コピペ元ページをチェックしましょう!
年間6,000円(税別)で、より高精度な「コピペリン」というサービスもありますよ♪
chiyo-co
ライティング案件専門のクラウドソーシング「Shinobiライティング」を運営するCROCO株式会社が提供しているコピペチェックツールです。以前は「影武者」という名称でした。
重複チェックしたい文章を入力し、「チェック開始」ボタンを押すと、解析スタート。
終了次第、メールで知らせてくれるという仕組みです。
会員登録をすると月間10回の解析(1000⽂字で1カウントの消費)までは、無料で使用可能。それ以上となると有料です。
【有料プラン】
100プラン(100解析) | 4,400円(税込)/月 |
500プラン(500解析) | 16,500円(税込)/月 |
2,000プラン(2,000プラン) | 55,000円(税込)/月 |
使い方は有料も無料も同じようなので、(有料は解析結果のCSVダウンロード付き)有料バージョンが気になる方は、無料バージョンから試してみては?
無料のコピペチェックツールなら「CopyContentDetector」がおすすめ
- 4,000文字までの文章を、1回でコピーチェックできる
- 類似率・一致率・テキスト間判定が一括でできる
- 「完全一致」「一部一致(コピーの可能性が高い」」「一部一致(コピーの可能性が低い)」と、それぞれ判定された文章を色分けで知らせてくれる
- 「類似サイト」「一致サイト」をピックアップしてくれる
これ、全部無料でできるなんで本当にすごいと思います(^^♪。(2022年1月時点)
しかも無制限!そして判定結果が出るまでの時間もとっても早い♪
いつか有料になるんじゃないかと、不安にもなっています…(; ・`д・´)
Webライターはコピペチェックツールで、信頼してもらえるコンテンツつくりを!
Webライターはライティングが完成したとしても、クライアントに納品する前には、文章をしっかり読み返すのはもちろんのこと、コピペチェックも必須です。
意図的にしたつもりはなくても、コピペチェックで引っかかってしまうことはあります。
納品してから、クライアントにコピペを疑われるのは嫌ですよね。
幸い優しいクライアントさんでしたので、即座に対応して謝罪して、それからもお仕事頂けています。
めっちゃ恥ずかしいです(;´Д`)。
信頼を失ってしまうことになりかねないので、コピペチェックツールを使いながら、信頼してもらえるコンテンツをつくっていきましょう!(私もね(*_*;)